読書
2024年02月01日
すべて真夜中の恋人たち by 川上未映子
これも意味がわからない雰囲気タイトルだ。
三束さんどうしちゃったんだろか。
自分は冬子に似ている性格だと思うけど、冬子の性格がわからないところもいっぱい。
冬子のまわりの人の不満の表現は分かりやすくてよかった。
入江冬子、34歳はフリー校閲者。人づきあいが苦手で孤独を当たり前のように生きてきた彼女の唯一といっていい趣味は、誕生日に真夜中のまちを散歩すること。友人といえるのは、仕事でつきあいのある大手出版社社員で校閲局勤務の石川聖。ふたりの共通点は、おない年で出身県が一緒であること。ただ、それだけ。冬子は、ある日カルチャーセンターで初老の男性と知り合う。高校の物理教師という、その男性の「今度は、光の話をしましょう」という言葉に惹かれ、冬子は彼がときを過ごす喫茶店へ向かうようになる。少しずつ、少しずつ、ふたりの距離は縮まってゆくかにみえた。彼に触れたいという思いが高まる冬子には、高校時代に刻みつけられたある身体の記憶があった——。
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母親病 by 森美樹
構成はちょっと面白かったけど、登場人物がよく言う「若い人の言うことは脈略がなくて・・・」のとおり文章のつながりが不明確で分かりづらかった。感情移入できる魅力的な人物がいなかった(ーー)。
そう言えば残されたUSBには何が記録されていたんだろ。
母が死んだ。まだ六十六歳の母が、他殺か自殺か事故死か、死因は不明で、胃の内容物を分析した結果、小麦粉や砂糖や卵に混ざって有毒植物のドクウツギが含まれていたという不審死。 秘密の日記と謎の青年を残されていた――。残された娘は、母の死の謎を追ううちに、想像もしなかった両親の秘密にたどり着く。「母」そして「妻」。家族の中での役割を終えた女が、人生の最後に望んだものとは何だったのか。