読書
2024年03月17日
2024年03月16日
2024年03月09日
貌のない貌 by 松嶋智左
梓凪子の捜査報告書
この人の作品はえ、こんな漢字だったのという漢字がよく出てくる感じ。例えば「ひょうきん」漢字があると思っていなかった。「剽軽」文章はしっかりしていて且つハードボイルド感が決まっている。そこに普段使わない感じがパラパラ(^^)。
しかしプロットを凝りすぎて現実感に欠けてるんだよな。え〜そんなことあるかな・・・・
プロットをシンプルにして現実的にすればいいのにと思う。
刑事課強行・盗犯係所属の新人刑事・梓凪子は困惑していた。持ち込まれた案件は畑違いの人探し。依頼主は中国人・宋鈴玉、鈴玉の同行者はなぜか中国領事館職員・王天佑だった。国際政治と人情入り交じる不可解な人探しを続けるうちに、天佑への疑いを深める凪子は、背景を探るために尾行を試みるが――。同時に発生した連続殺人事件にも関与した凪子は、刑事課と警備課の縄張り争いにも巻き込まれることになる
2024年03月04日
女警察署長 by 香納諒一
大船駅の本屋で見かけて作者も見ずに図書館で借りてみた。
あ、この人だったか香納諒一、この人話が長いんだよな。
なんとか読んだよ。シリーズ物みたいだね前作とか次作が気にはなるとこだけどもういいや。
K・S・P(歌舞伎町特別分署)署長に就任した村井貴里子は都知事を介して突飛な依頼を受ける。それは窃盗団に奪われた世界的奏者のヴァイオリンを探し出すこと。貴里子は特捜部チーフ・沖幹次郎と捜査を開始するが、そこに彼らの怨敵である中国マフィアの朱栄志が再び立ちはだかる。ヴァイオリンの行方を巡り、死闘を繰り広げる両者。やがてそのヴァイオリンに隠された衝撃の真相が明らかに。人気警察小説シリーズ第4弾!
2024年02月18日
2024年02月13日
署長シンドローム by 今野敏
いやはやすごい署長がいたもんだ。やきもき心配する副署長の心情がいいね、オレもずっと副所長だったからね重なる部分あったよ。
もちろん絶世の美貌の女性署長はいなかったけどね。あっけらかんとズバズバほんわか物申す署長がきもちいい(^^)。
舞台が警察署内だけという設定が秀逸。舞台にできるんじゃないか、もちろん映画にしても面白そう。
大森署の署長・竜崎伸也は、独特の言動で周囲から「変人」と言われながらも、冷徹な状況判断とリーダーシップで数々の難事件を解決してきた。
竜崎が神奈川県警刑事部長に転出し、後任として女性キャリアの藍本小百合警視長が着任した。その美貌に皆が驚き魅了される。
経路の違う新しい署長に振り回される大森署副署長・貝沼警視の目を通し、東南アジア・マフィアの武器密輸事件の解決に臨む美貌の新署長・藍本小百合と彼女に骨抜きにされる幹部連中たち。
2024年02月09日
2024年02月01日
すべて真夜中の恋人たち by 川上未映子
これも意味がわからない雰囲気タイトルだ。
三束さんどうしちゃったんだろか。
自分は冬子に似ている性格だと思うけど、冬子の性格がわからないところもいっぱい。
冬子のまわりの人の不満の表現は分かりやすくてよかった。
入江冬子、34歳はフリー校閲者。人づきあいが苦手で孤独を当たり前のように生きてきた彼女の唯一といっていい趣味は、誕生日に真夜中のまちを散歩すること。友人といえるのは、仕事でつきあいのある大手出版社社員で校閲局勤務の石川聖。ふたりの共通点は、おない年で出身県が一緒であること。ただ、それだけ。冬子は、ある日カルチャーセンターで初老の男性と知り合う。高校の物理教師という、その男性の「今度は、光の話をしましょう」という言葉に惹かれ、冬子は彼がときを過ごす喫茶店へ向かうようになる。少しずつ、少しずつ、ふたりの距離は縮まってゆくかにみえた。彼に触れたいという思いが高まる冬子には、高校時代に刻みつけられたある身体の記憶があった——。