なんだかな・・・
貌のない貌 by 松嶋智左
梓凪子の捜査報告書
この人の作品はえ、こんな漢字だったのという漢字がよく出てくる感じ。例えば「ひょうきん」漢字があると思っていなかった。「剽軽」文章はしっかりしていて且つハードボイルド感が決まっている。そこに普段使わない感じがパラパラ(^^)。
しかしプロットを凝りすぎて現実感に欠けてるんだよな。え〜そんなことあるかな・・・・
プロットをシンプルにして現実的にすればいいのにと思う。
刑事課強行・盗犯係所属の新人刑事・梓凪子は困惑していた。持ち込まれた案件は畑違いの人探し。依頼主は中国人・宋鈴玉、鈴玉の同行者はなぜか中国領事館職員・王天佑だった。国際政治と人情入り交じる不可解な人探しを続けるうちに、天佑への疑いを深める凪子は、背景を探るために尾行を試みるが――。同時に発生した連続殺人事件にも関与した凪子は、刑事課と警備課の縄張り争いにも巻き込まれることになる
2024年02月25日
2024年01月15日
2024年01月10日
2023年12月11日
母親病 by 森美樹
構成はちょっと面白かったけど、登場人物がよく言う「若い人の言うことは脈略がなくて・・・」のとおり文章のつながりが不明確で分かりづらかった。感情移入できる魅力的な人物がいなかった(ーー)。
そう言えば残されたUSBには何が記録されていたんだろ。
母が死んだ。まだ六十六歳の母が、他殺か自殺か事故死か、死因は不明で、胃の内容物を分析した結果、小麦粉や砂糖や卵に混ざって有毒植物のドクウツギが含まれていたという不審死。 秘密の日記と謎の青年を残されていた――。残された娘は、母の死の謎を追ううちに、想像もしなかった両親の秘密にたどり着く。「母」そして「妻」。家族の中での役割を終えた女が、人生の最後に望んだものとは何だったのか。